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好奇心の森「ダーウィンルーム DARWIN ROOM」は、教養の再生(LIBERAL ARTS LAB)を理念に、選りすぐりの古書と動物剥製などの標本や、研究生活に便利な道具の販売と、専門家を招いたリベラルアーツ・カフェを行うユニークなショップ&ラボです。

お知らせ|第12回フィールド生物学入門シリーズの開催

8月31日まで好評開催の「カエル展〜水から飛び出た生きものたち〜」の中のイベントとして、第12回フィールド生物学入門シリーズを開催いたします。
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第12回フィールド生物学入門「野生に挑む!」
テーマ:カエルは何を食べて、どう鳴くの?
ニホンアマガエル/鳴いている.jpg日 時:2016年8月21日(日)
      18:00~20:00(開場17:30)
講 師:佐野 誠 さん(ナチュラリスト)
    篠原 正典さん(帝京科学大学・准教授)
聞き手:池田 威秀さん(京大野生動物研究センター)
会 場:下北沢・ダーウィンルーム2F
料 金:¥2,000 税込/高校生以下は半額
        おいしいコーヒーか紅茶付き
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カエルは何を食べて、どう鳴くの?
~繁殖期のカエルたちの採食生態とニホンアマガエルの鳴声に関して~

カエルは、とても身近に感じる動物ですが、未知な生態を少なからず持つミステリアスな動物でもあります。繁殖のために鳴いている間は餌は食べないってほんと?同じ時期に同じ田んぼにいろんなカエルがいるけど、餌の競合はないの?あの鳴き声にはどんな意味があるの? ~ そんな素朴なことを丁寧に調べてみた研究者が、どんな疑問を感じ、どのように調査をすすめたか、調査や解析の実演も交えて丁寧にお話します。カエル行動研究の入門編です。
講演には、ニホンアマガエルだけでなく、トノサマ、カジカ、モリアオ、シュレーゲルアオ、ツチ、タゴ、という総勢7種のカエルが登場します。参加者には食性の論文とアマガエルの鳴音の論文(ともに和文)を資料としてお配りし、音響解析の実演に加え、カエルの調子がよければ胃内容物調査(強制嘔吐法)も実演できれば思っています。

■ 佐野 誠(さの まこと)
ナチュラリスト、帝京科学大学・修士卒。生きものが大好き。興味をもった生きものを観に、撮りに、描きに、北海道から小笠原・母島や沖縄・与那国まで赴く。帝京科学大学では特にカエルに注力、彼らの生態研究を4年にわたり行う。現在は粘菌にも絶賛注力中。
■ 篠原 正典 (しのはら まさのり)
京都大学理学部卒。同大大学院で日高敏隆先生・今福道夫先生に動物行動学を学び、主にイルカの行動を研究、理学(博士)取得。
2001年から2007年までの6年間を、青森県六ヶ所村の環境科学
技術研究所のミニ地球プロジェクトにで研究員兼居住者として参加。のべ42日間の閉鎖居住経験を持つ。現在、帝京科学大学・准教授。
■ 池 田 威 秀 (いけだ たけひで)
東京工業大学大学院生命理工学研究科博士課程修了。博士(理学)。
お茶の水女子大学/慶応義塾大学等 非常勤講師を経て京都大学野生動物研究センター研究員、アマゾンの生物多様性保全PRJCに従事。

《カエル展の基本理念》
古くから身近な生きものとして愛されてきたカエル
水の精として崇められたり、悪魔になったり。
また毒を利用したり、薬を生み出したりと私たちの生活にも大きく関わってきました。
一方でカエルをはじめとする両棲類は、水中の生活から陸に上がった最初の脊椎動物と言われてます。
彼らの特徴は「変態」すること、つまり幼生(オタマジャクシ)からカエルに変わることにあります。
一生のうちに、水中生活から陸上への適応というとんでもないことをやってのけるカエルたち。
変態とは、つまり、生物の陸上への挑戦の縮図ともいえるものです。
今回の展示会ではカエルたちとその変態、また驚くべき生態にスポットを当てます。
変態で何が起こっているのか? 水から離れられない彼らがどのように生息地を広げたのか?
ダーウィンルームとしては初めての試みとして、生体を中心に展示会を行います。
小さなカエルが起こす大きな奇跡を見にきてください。(文:池田威秀)

《お申込 & お問合せ先》
好奇心の森「ダーウィンルーム」
〒155-0032 東京都世田谷区代沢5-31-8
tel & fax:03-6805-2638
mail:darwinroom@me.com
営業時間 12:00 - 20:00/金土のみ-22:00 不定期休あり(※ お電話、メールにてお申込みください。)
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*DARWIN ROOM<2F>LABでは、現在『カエル展』を開催しております。当日は『カエル展』終了後、設営準備のため、一旦閉場いたします。あらかじめご了承くださいませ。

第12回カエル展/篠原さんF.ai

参加お申込みは下記から

終了しました。

電話 & FAX
03-6805-2638
メール
darwinroom@me.com

※メールの場合は下記の項目を
     必ずお書きください。

・件名:8/21カフェ参加申込み
・お名前:
・参加人数:
・携帯電話番号:

好奇心の森「ダーウィンルーム」
担当:清水久子

《フィールド生物学入門シリーズ》

ー 概 要 ー
 地球上には大きさ、色、形、生活が全く異なる様々な生き物がいます。このような生き物たちはいったいどのように生まれ、生き延びてきたのでしょうか。ダーウィンはこの疑問に自然選択という答えを出しました。では個々の生物種が「選択」された要因は何だったのでしょう?
 この難問に挑むには、生き物たちの生息環境、つまりフィールドに出ることが不可欠です。実際に行ってみて初めて見えてくることがたくさんあるからです。
 このシリーズでは、様々な「生き物好き」たちが自分の足で生物の生き様に迫った汗と努力の成果を語ってもらいます。
 アマゾン川、ボルネオのジャングル、どの話も、遠い世界のように思えるかもしれません。しかし、たとえ海外や野山に行かなくても、私たちの身の回りには生き物があふれています。もちろん、私たちだって生き物です。
 皆さんも身近なフィールドで生きる生物たちに好奇心の目を向けてみてください。そこからきっと新しい世界が広がることでしょう。
文:池田 威秀

ニホンアマガエル/ジャンプ.jpg

イラスト:しみず ひさこ