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好奇心の森「ダーウィンルーム DARWIN ROOM」は、教養の再生(LIBERAL ARTS LAB)を理念に、選りすぐりの古書と動物剥製などの標本や、研究生活に便利な道具の販売と、専門家を招いたリベラルアーツ・カフェを行うユニークなショップ&ラボです。

お知らせ|続「21世紀の科学者たち」第6回 生命を捉えなおす研究会
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第6回「生命を捉えなおす」研究会は、1978年に「生命を捉えなおす」を執筆された東京大学名誉教授の清水博先生にお越しいただきます。科学技術が著しく発展していく現代、何故、清水博先生は「生命」を一から捉えなおす必要を感じたのか。そして、生命を捉えなおすことで社会はどのように変わっていくのか。今回は、もう一人のゲストとして、清水博先生の提唱する「〈いのち〉の与贈循環」を、空間演出デザインを通じて実践する、ダーウィンルームの清水隆夫代表をお迎えし、皆さんと一緒に、生命を捉えなおす試みを行います。
みなさまのご参加をお待ちしております。

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続「21世紀の科学者たち」
ー 生命を捉えなおす研究会 ー
共に生きていく未来に向かって
日時:2017年月11日(土)18:00〜21:00
ゲスト:清水 博さん (東京大学名誉教授/場の研究所長)
    清水 隆夫  (Darwin Room 代表)
キュレーター:松田 雄馬 博士(工学)
会 場:下北沢ダーウィンルーム〈2F〉ラボ
参加費:¥2,000税込/ドリンク付き
協 力:場の研究所

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本研究会では清水博先生の名著「生命を捉えなおす」を、松田博士にわかりやすく解説していただくことで、「生命を捉えなおす」が描く、「生命とは何か?」だけでなく、それをとりまく自然科学の全体像が大きく掴めるようになります。6回シリーズではありますが、毎回初めての参加者の方にも、それまでの流れをわかりやすくダイジェストしながら、全体の内容を理解しやすく解説して頂きますので、途中回からのご参加も大歓迎です。
「生命を捉えなおす」(中公新書)¥1,015をご購入いただき、あらかじめ読みながらご参加ください。

【 基本理念 】
「生命とは何か?」
 1953年にジェームズ・ワトソンとフランシス・クリックがDNAの二重らせん構造を提唱して以来、分子生物学を中心とした生物学は急速に発展を遂げ、生命に関する物質的な理解は深まってきたように見えます。しかしながら、物質である分子が、如何にして「生命」を作り上げているのか、という疑問に対し、分子生物学は答えてくれません。
 清水博氏の名著「生命を捉えなおす」は、この問いに対し、できるだけ普遍的な見方で捉え、生命に関する氏の知見や捉え方を記すことによって、「生命」に対する新しい考え方を模索していく実践の書として、1978年に出版されて以来、今尚色褪せず、多くの読者に愛読されています。
ミツバチ.jpg 本書の中で、氏はこのように投げかけます。
 『自然の存在のすべてを理解しつくすことは自然科学の能力を超えたことです。自然科学によって分かることはごくわずかです。生きていることのすべてを知ることを自然科学に期待するのは、そもそも初めから無理な注文なのです。しかし、これだけはいえます。それは、自然は、自然科学でなければ決して理解できない面を持っているということです。 (注)「生命を捉えなおす」から引用 』
本書は、こうした問題意識から、物体の状態変化(個体・液体・気体)をはじめとする、様々な自然科学の知見を一つ一つ積み上げながら、生命とは何なのかを解き明かしていくスタイルで記述されています。
 本研究会では、こうした背景から、「生命を捉えなおす」において説明されている自然科学的背景の解説を行ったうえで、「生命とは何なのか」について、改めて問い直す試みを行います。普段、皆さんが向き合っている「自己」や「他者」を含む「人間」や「生きもの」に関して、自然科学の視点から捉え直し、意見交換を行うことで、現代の情報化社会において見過ごされがちな「生命とは何なのか」という問いについて改めて問い直し、二十一世紀の未来を創造していく場にできればと考えています。(文:松田 雄馬)

【プロフィール】
清水 博・しみず ひろし 薬学博士
東京大学名誉教授。1932年愛知県瀬戸市生まれ。東京大学医学部薬学科卒業後、東京大学理学部助手、千葉大学文理学部助教授、ハーバード大学研究員、スタンフォード大学院研究員を経て、九州大学理学部教授。1977年から東京大学薬学部教授、ミュンヘン大学客員教授を歴任。1980年より諸学の統合的視点から生命を解明するバイオホロニクス(生命関係学)の研究を開始。1993年に東京大学を退官し、金沢工業大学情報工学科教授として「場の研究所」を設立。2004年よりNPO法人「場の研究所」所長。著書に『生命を捉えなおす(増補版)』『生命知としての場の理論』『新版 生命と場所』『場と共創』『場の思想』『コペルニクスの鏡』『〈いのち〉の普遍学』『〈いのち〉の自己組織』など多数。
場の研究所ホームページ https://www.banokenkyujo.org/

清水 隆夫・しみず たかお
好奇心の森「DARWIN ROOM」代表。クリエイティブディレクター。デジタルアーキビスト。1953年四日市市生まれ。武蔵野美術大学芸能デザイン学科卒業後、渡米して米国JOY WORLD社デザイナー。帰国後、1979ヤマハ・スポーツウェア・プロジェクト・チーフデザイナーとしてテニスウェア、スキーウェア、ゴルフウエア、マリンウェアなどの企画開発を担当。1984ニューヨークのLOFTアソシエーツで個展・パフォーマンスショウ。1985-2002武蔵野美術大学空間演出デザイン学科非常勤講師。晴海でTOKYO BAY NAIGHT マリンウェア発表パフォーマンスショウ。1980モスクワ(不参加)、1984ロサンゼルス、1988ソウル、1992バロセロナ、1998長野・オリンピックなど日本代表競技ウェアのデザイン担当。1990北海道キロロリゾート開発の企画ディレクター担当。1992アメリカスカップ・ヨットマッチレース競技ウェアのデザイン統括担当。1993ミズノブランドのテニスウェア、アウトドアウェア。アシックスブランドのスキーウェア、アウトドアウェア、アスレチックウェアなどのデザイン企画を担当。無印良品、ユニクロなどカジュアルブランドの企画開発その他多数。1995 THE STUDY ROOM創業、全国に26店舗展開。三菱自工のパジェロブランドウェアの企画開発。株式会社ジーン代表取締役社長。2004静岡市立科学館、国立科学博物館、2006日本科学未来館のミュージアムショップの企画運営を担当。2010 DARWIN ROOM創業。静岡市立登呂博物館のミュージアムショップの企画開発を担当。2014 DARWIN ROOM LAB 開設。
DARWIN ROOMホームページ https://www.darwinroom.com/


松田 雄馬・まつだ ゆうま 博士(工学)
「21世紀の科学者たち」キュレーターを務める。2007年3月、京都大学大学院情報学研究科修士課程修了後、2007年4月、日本電気株式会社(NEC)中央研究所に入所。無線通信の研究を通して香港にて現地企業との共同研究に従事。その後、東北大学と共同で、脳型コンピュータの基礎研究プロジェクトを立ち上げる。2015年6月、情報処理学会DICOMOにて同研究により優秀論文賞、最優秀プレゼンテーション賞を受賞。2015年9月、東北大学にて博士号(工学)を取得。2016年1月、日本電気株式会社(NEC)を退職して独立。

〈表面〉
第6回チラシ表面.jpg
〈裏面〉
第6回チラシ裏面.jpg

▶参加お申込みは下記へ

終了しました。

好奇心の森 ダーウィンルーム
担当:清水久子
tel:03-6805-2638
mail:darwinroom@me.com

〒155-0032
東京都世田谷区代沢5-31-8
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メールの場合は必ず下記の項目をお書きください。
・件名:3/11カフェ 参加申込み
・お名前:
・参加人数:
・携帯電話番号:
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「生命を捉えなおす」(中央公論).jpg
「生命を捉えなおす」(中公新書)¥1,015

<清水博 先生からのメッセージ>
 この本『生命を捉えなおす』を書き始めたときに小学校の2年生であった娘が今では50歳の社会人です。日本の社会の皆さまから長い寿命をいただいて生きてきた本です。科学の本としては珍しいかも知れません。この本を書いた最も大きな動機は、大学紛争の時に学生たちに問われたことに対して、私なりの良心の答えを示すということにありました。その後も、社会から問われていることに対して、学者として良心の答えを示すという生き方を続けていきたいと願っておりますので、社会の皆さまのお力をいただければ幸いです。
 80歳になって〈いのち〉という形で生命を再び捉えなおしております。その〈いのち〉から出発して、「〈いのち〉の医療」というがんや認知症などにも有効に活くと思われる新しい医療のお話をするつもりです。しかし〈いのち〉の医療は、個人ばかりでなく、企業、社会、国家などの〈いのち〉にも当てはまるものです。これらも含めて、皆さまと一緒に考えてみたいと思います。

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イラスト:しみず ひさこ