DARWIN ROOM の公式ホームページへようこそ! 現在一部工事中につきご迷惑をおかけしています。 2018-07-14    印刷用表示 |テキストサイズ 小 |中 |大 |

好奇心の森「ダーウィンルーム DARWIN ROOM」は、教養の再生(LIBERAL ARTS LAB)を理念に、選りすぐりの古書と動物剥製などの標本や、研究生活に便利な道具の販売と、専門家を招いたリベラルアーツ・カフェを行うユニークなショップ&ラボです。

連続企画シリーズ展 2017『ヒトはなぜ冒険するのか』

[ 基 本 理 念 ]
「もっと高いところから世界を見渡せたら」
未知への可能性に胸踊らせ、好奇心だけで木登りに興じられた少年は、大人になるにつれて、起こりうるリスクを想像できるようになります。<落ちたら怪我をするかもしれない。グーグルマップでも事足りる。目立ってまでする事か。そもそも見渡して何の意味があるの……。> そうして、得られるであろう体験とリスクを秤にかけ、次第に木に登らなくなっていきます。
さらに社会背景が拍車をかけます。益々不安定化する国際情勢や拡がる経済格差に加え、監視社会化や、少しの失敗に対しても「叩く」風潮、不寛容。醸成される閉塞感の中では、人はリスクを取るより無難で安全な道を選択するでしょう。(もちろん、その時点で無難に思われる選択肢を、です)
しかし、安全ばかりを過剰に求めるあまり、沸き起こる衝動に蓋をし、常に他者と比較し、主体性を手放し、あげく自己の人生のオーナーシップまで放棄してしまってはいないでしょうか。
科学者の清水 博氏は「人はいつ来るかわからない終わりに向かって、この広大な宇宙に一回だけしか現れない人生を生きていく」と表現します。実際は、私たちが行く道を選ぶ局面ごとに、「たった一度きりの生をどう生き抜くか」という命題が突きつけられているのです。
本来極めて不確定的であり、且つただの一度しかない人生を、どうすれば自分らしく生きることができるだろう。どうすれば誰もが主体性を持って生きやすい社会になるだろう。そのヒントが、「冒険」というキーワードの中にあるのではないか。ダーウィンルームはそう考えました。
「冒険」は人類にとっていかなるものであったか。現代社会に生きる私たちにとってどのような意味を持つのか。そして今「冒険」は如何にして可能か。本企画展では、様々な分野から専門家・体験者をお招きし、多面的なアプローチを通じて、「冒険」なるものの深淵に触れたいと考えています。
文:江藤 孝治

連続企画展
『ヒトはなぜ冒険するのか』
全体スケジュール

第1回 【拡 散】基調講演
『人類の冒険、現代の冒険』
関野 吉晴

第2回 【開 拓】
『人が宇宙で暮らす日は来るか?』
清水 敏郎 + 篠原 正典

第3回 【極 地】
『北極男』
荻田 泰永

第4回 【異文化】
『女ひとり、イスラムの地に魅せられて』
常見 藤代

第5回 【未 知】
『未知との遭遇』特別編
佐々木 敦