DARWIN ROOM の公式ホームページへようこそ! 現在一部工事中につきご迷惑をおかけしています。 2017-11-23    印刷用表示 |テキストサイズ 小 |中 |大 |

好奇心の森「ダーウィンルーム DARWIN ROOM」は、教養の再生(LIBERAL ARTS LAB)を理念に、選りすぐりの古書と動物剥製などの標本や、研究生活に便利な道具の販売と、専門家を招いたリベラルアーツ・カフェを行うユニークなショップ&ラボです。

お知らせ|第3回 清水博ゼミを開催します。

清水先生-2.jpg第3回 清水博ゼミ
持つことから在ることへ
日 時|2017.11.18(土)
    18:00ー21:00/開場30分前
講 師|清水 博 さん/東大名誉教授・薬学博士
会 場|ダーウィンルーム2Fラボ
料 金|¥5,000税込/18以下半額/ドリンク付き
共 催|場の研究所

《清水博先生からのメッセージ》
清水先生-1.jpg「認識から始まって認識を超える」ということは、「認識の時代を越えて意識の時代へ」ということです。それは「極彩色のカラー写真に満足していた時代から、しっとりとしたモノクロ写真にさらに心を引かれる時代へ」ということであり、そのことは大きく言えば、「科学技術から始まって科学技術を超える時代へ」ということに対応しています。
 この心の変化は、私たちの関心が「持つことから在ることへ」と変わっていくことによっておきるのです。それは認識のレベルで満足していた私たちの心が、意識のレベルまで深まらなければ、もう満足できなくなっていることによっておきてくるのです。
 このことを頭において、意識の上につくられる新しい「存在の科学」の話を聴いてみませんか?
この存在の科学が教える「絶対多様性の原理」が、混沌とした世界と日本の闇に確かな光を当ててくれることでしょう。
 11月18日に、下北沢へ集まって一緒に考えて見ませんか!   清水 博

《清水博ゼミ開講の経緯》
 ダーウィンルームは創業の動機に「考える人を応援する事業をしたい!」があります。事業を行うにあたって構想した基本理念が『教養の再生=The Renaissance of Liberal Arts』です。そういう意味でかねてから「考えること」についての勉強会をおこないたいと考えてきました。
Darwin Roomの基本理念
そこで清水博先生であればすばらしい場を創って頂けるとお願いしましたところ、快諾を得て定期『清水博ゼミ』を実現することができました。
 諸学の統合的視点から生命を解明するバイオホロニクス(生命関係学)の研究に取り組んでおられる清水博先生の直接指導を受けられる貴重な機会です。ただし、先生はご高齢なのでご体調によって予定がかわることもございますが、ほぼ2ヶ月おきの定期ゼミナールとして、ダーウィンルームが清水先生の「場の研究所」と提携して開催いたします。
場の研究所のホームページhttp://www.banokenkyujo.org

【清水博先生の随想】
高いビルの屋上に上がれば、周囲を広く見渡すことができます。でも、その屋上を支えている多くの階を見ることはできません。私たちの意識もこれと同じで、本当は大変重要なことなのに、意識の陰となって分からないことがあります。有名な Gone with the Wind の世界のように、1960年から約18年間続いた日本経済の高度成長の風によって、私たちの視界から消えてしまった世界が日本にもあります。それが『忘れられた日本人』が生きていた日本の歴史の陰になっている「兎追いしかの山、小鮒釣りしかの川」の世界です。
 宮本常一は「いったい進歩というのは何であろうか。失われるものがすべて不要であり、時代おくれのものであったのだろうか。進歩に対する迷信が退歩しつつあるものをも進歩と誤解し、時にはそれが人間だけでなく生きとし生けるものを絶滅にさえ向かわしめつつあるのではないかと思うことがある」と言っています。私たちが「進歩という迷信」から自由になることが、本当に必要な時代が来ているのではないでしょうか。槍ヶ岳の頂上だけが槍ヶ岳でなく、その麓にある一つの小石も、一本の樹も槍ヶ岳なのです。

プロフィール
清 水 博 しみず ひろし( 薬学博士)
東京大学名誉教授。1932年愛知県瀬戸市生まれ。東京大学医学部薬学科卒業後、東京大学理学部助手、千葉大学文理学部助教授、ハーバード大学研究員、スタンフォード大学院研究員を経て、九州大学理学部教授。1977年から東京大学薬学部教授、ミュンヘン大学客員教授を歴任。1980年より諸学の統合的視点から生命を解明するバイオホロニクス(生命関係学)の研究を開始。1993年に東京大学を退官し、金沢工業大学情報工学科教授として「場の研究所」を設立。2004年よりNPO法人「場の研究所」所長。著書に『生命を捉えなおす(増補版)』『生命知としての場の理論』『新版 生命と場所』『場と共創』『場の思想』『コペルニクスの鏡』『〈いのち〉の普遍学』『〈いのち〉の自己組織』など多数。

第3回清水博ゼミF.ai

▶参加お申込みは下記へ

終了しました。

好奇心の森 ダーウィンルーム
担当:清水久子
tel:03-6805-2638
mail:darwinroom@me.com

〒155-0032
東京都世田谷区代沢5-31-8
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メールの場合は必ず下記の項目をお書きください。
・件名:11/18カフェ 参加申込み
・お名前:
・参加人数:
・携帯電話番号:
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清水博著作の代表作「生命を捉えなおす」(中公新書)¥1,015はDARWIN ROOMで扱っています。
「生命を捉えなおす」(中央公論).jpg

<『生命を捉えなおす』のメッセージ>
 この本『生命を捉えなおす』を書き始めたときに小学校の2年生であった娘が今では50歳の社会人です。日本の社会の皆さまから長い寿命をいただいて生きてきた本です。科学の本としては珍しいかも知れません。この本を書いた最も大きな動機は、大学紛争の時に学生たちに問われたことに対して、私なりの良心の答えを示すということにありました。その後も、社会から問われていることに対して、学者として良心の答えを示すという生き方を続けていきたいと願っておりますので、社会の皆さまのお力をいただければ幸いです。
 80歳になって〈いのち〉という形で生命を再び捉えなおしております。その〈いのち〉から出発して、「〈いのち〉の医療」というがんや認知症などにも有効に活くと思われる新しい医療のお話をするつもりです。しかし〈いのち〉の医療は、個人ばかりでなく、企業、社会、国家などの〈いのち〉にも当てはまるものです。これらも含めて、皆さまと一緒に考えてみたいと思います。